ヘアケアはモテる秘訣の第一歩と言っても過言ではありません。頭皮のイヤな匂いや、髪のベタつきを決めているのはシャンプー後のケアなのです。 そこで今回は、シャンプー後のドライヤーケアの基本や、プロが使う裏技まで余すことなく皆様にお伝えします。
皆さんは、お風呂に入り髪を洗って、何よりも先にお顔のスキンケアから!と、濡れた髪をそのままタオルでグルグル巻き、そのまま放置したり、時間が経ってからドライヤーしたりしていませんか?
それ、No good です!
髪の毛や頭皮が濡れた状態で、タオルで密閉空間を作ってしまうと蒸れた状態が完成してしまい、匂いの原因となる雑菌が生まれやすい環境となってしまいます。
皮脂や汚れが大好物な雑菌は、快適に過ごしやすい湿気のある生温かい空間となれば必然的に増えていきますし、ケアせずに毎日、毎月、何年も過ごしていると、年齢を重ねるごとにより匂う頭皮に…!
自分の頭皮の上で雑菌が暮らし、増殖していると考えると恐ろしいですが、実際に起きやすいことなのです。
何よりこの状態に気づかずずっと続けていると頭皮のニオイだけではなく、乾かしたのに時間経つとペタっとする、パサパサしていて艶感がない、など魅力を下げることへ繋がってしまいます。
うわ、結構適当にやってしまっていた…という方も安心してください♪
美容室でも行なっている『プロの技』を特別に公開いたします。
ここからの工程は髪へのスチーム状態が完成されている浴室内で行うのがおすすめです。特に乾燥の激しい冬の時期は寒さも相まってダメージの原因となりますのでぜひ浴室でやってくださいね。
まず簡単な流れはこちらです。
①浴室を出る前に流さないトリートメント(ヘアオイル)を髪になじませ、粗いくしで毛流れを整える
②流さないトリートメント(ヘアオイル)を再度髪になじませる
③浴室を出てタオルで地肌から優しく拭く
④地肌から毛先に向かってドライヤーで丁寧に乾かす
⑤髪の粗熱を取ってから寝る
さっそく内容について詳しく見ていきましょう。まずは浴室を出る前の工程から。
①シャンプートリートメント終えてお風呂を出る前に、濡れたままの髪に流さないトリートメントオイルを全体につけてから目の粗いコーム(くし)で髪をとかし、頭皮から毛先まで残っているお水をある程度なくします。 ここでのポイントは“目の粗いコーム”を使うこと。 濡れた髪はキューティクル(髪を守る鱗みたいなもの)がはだかの状態のため、濡れたまま守られていない髪を目の細かいコームでとかすと髪がコームとの摩擦で傷んでしまいます。防止するためにも粗いコームとオイルで髪を守りましょう。
②髪をとかし終えたら再度タオルで拭く前に流さないトリートメントを毛先中心に髪全体につけます。先ほど同様、濡れたままタオルドライをするとタオルとの摩擦で傷んでしまいます。繊細なキューティクルを守るためにもここで2回目のオイルタイム!
③タオルで地肌メインにあまり擦らないように優しく拭きます。 ある程度タオルドライができた後、髪を上げておきたい方は写真のような感じがおすすめです。
このやり方ですと頭皮を覆うことなく空気に触れさせながらも水分をなくし、ゆっくりスキンケアを行い、水分がある程度なくなった髪を乾かすため時短にもなり夜の貴重な自由時間が奪われません。
④ドライヤーもタオルドライ同様、地肌をメインに乾かし、徐々に毛先へと乾かします。
⑤ドライヤーが終わったら髪質にあわせて流さないトリートメントかナイトヘアケアクリームをつけ、粗熱をとります。髪の毛は鉄と同じで、熱があると形を変えられて冷めると固まります。寝癖や蒸れの原因にもなりますので30分前後粗熱を取ってから寝るのがおすすめですが、時間がない時はドライヤーの冷風を弱めで当てて冷ましてから寝ましょう。
いくら濡れているからと毛先を中心に拭いても、頭皮の方から毛先に水は流れてくるのが自然の道理なので、まず頭皮を、水の流れる根源を乾かしその後徐々に毛先に向かって乾かしていきます。また、熱の伝導もまた頭皮から毛先に伝わりますので、頭皮が乾き、中間が乾いた頃には毛先はほぼ乾いていますし、毛先にはあまり熱ダメージ与えたくないのでサッとあてて終わり、がベストです!
ここまでたくさん書きましたが、思ったよりも大事なポイントは簡単だったと思います。たま〜の美容室でのトリートメントよりも、毎日のシャンプーとケアが髪への影響は大きいので、サラサラ艶髪におうちで変身するためにも、ぜひお試しください。洗い流さないトリートメントやヘアオイルなど夜ケアアイテムはまた別記事でアップしますのでお楽しみに♪
『婚活必勝ヘアカラー伝授!第1弾 〜基本のカラー編〜』