COLUMN婚活ヘアアレンジコラム

【婚活ヘアコラム】No.16 あなたは平気?勘違いしがちな髪のNG行動 ~カラー・パーマのケア編~

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皆様こんにちは。

前回は日頃のホームケアNG集を伝えさせていただきましたが、その時にお伝えきれなかったことを、今回はpart2としてまとめております。 意外と知られていないこともありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

是非、今までの記事も併せてご覧ください。
《参考》『No.15 あなたは平気?勘違いしがちな髪のNG行動 ~ヘアオイル編~』リンク

あなたは大丈夫?カラーやパーマをした日&その翌日のNG行動

NG行動:カラー・パーマをした日にシャワーを浴びてしまう

美容室でカラーやパーマをした日、いつも通りシャンプーで洗っていませんか?
実はこれ、とてももったいないことをしているんです!

実は、カラーやパーマは、時間が経過しないと髪の毛に定着しません!

髪の毛はそもそもお水で濡れるとキューティクル(髪の表面の鱗のようなもの)が開きます。
そうすると髪の内部にある栄養分や染色したカラー剤などが漏れ出してしまいます。
その状態の中で美容室に行ってから24時間以内に流水(シャワー)で髪の毛を洗い流すと、薬剤が流れてしまいます。このように髪に残る薬剤が少なくなってしまうため、いわゆる色モチが悪い、パーマの効きが悪いという状態になってしまうんです!

私が美容師となってから、お客様へ伝え続けていることは
『カラーやパーマをした日はシャンプーをせず、”24時間”は髪の毛を濡らさないようにしてください。(お湯含め、シャワーも雨も洗顔も)』

さらに私の場合は、もし可能であれば、最長48時間(2日)程、洗わないことを勧めております。

美容室に来店くださるお客様には毎回ご案内しているのですが、これは意外に知られていないことで、驚かれる方も多いものです。

次の日に誰にも会わない場合や、美容室の後に汗をかいたりしない場合、できる限り洗わないことで、カラーやパーマの持ちがかなりよくなります。

現役美容師が教える!カラー・パーマの施術がより丁寧な美容室を見極めるポイント

カラーやパーマを積み重ねてきた髪は、長距離走ってきたランナーのように疲れ果てております。疲れたランナーが休息も、栄養、水分補給もせずに、走り続けたらどうなるでしょうか?最初はどうにか頑張れてもすぐ疲れてしまい、結果体力が続かず疲れ果ててしまうと思います。これは髪にも同じことが言えます。そのためカラーやパーマの前に行う髪への栄養補充(前処理)や途中で補充する中間処理、カラー終えてからシャンプー台で行う後処理は、実は必須とも言えるくらい大切なものになります。

例えばある美容室ではカラーリングやパーマをする前に、まずお客様の髪の状態を見極め、髪が求めている栄養と水分の補充・ケアをしながら仕上げてくれます。初めての方の場合は以前どんなメニューをやったかなど、髪に関する履歴を確認させていただいた上で、施術を行っております。

有料でケアを行っている美容室もあれば、全く行っていないところ、無料だけどあまり意味のない簡易的なものをパフォーマンスで済ませ、やっている感だけだしているところなど、一般のお客様には見分け方がつかないことを行い、すぐに施術へ移る美容室もまだまだ多く存在するのも事実です。

カラーリングやパーマを行う際にケアをしっかりしてくれるところかどうか見分けるには、予約をする際に 『前処理はやっていますか?』 と聞いてみるといいと思います。

これは髪の毛の"今の状態"を把握し、髪の中身の準備を整えた上でカラーやパーマをしてくれる美容室かどうか見極めるポイントです。末永くキレイな髪を楽しむためにも、美容室を選ぶ際は意識してみてくださいね。

まとめ

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
カラーリングやパーマ自体はヘアを楽しむものとしてとても素敵な施術です。だからこそ髪を最大限いたわって、素敵に長持ちさせてあげたいものです。髪色やパーマが長持ちしない方は是非今回の記事の内容を実践してみてくださいね。

居心地の良さ、信頼できる施術など、読者の皆様にフィットする美容室や美容師に出会えることを願っております。

次回予告

『美容師が教えるSNSバズ美容室の真実』