今結婚を考えている彼氏がいます。 婚活パーティーで出会った方でとても頼りがいのある素敵な人です。 先日相手の実家にご挨拶に行ったときに彼氏のお義母さんにお会いしたのですが、 正直私のことはあまり気に入っていない様子で… お手洗いに言ったときにリビングで 「本当にあの方でいいの?」と彼氏に聞いているのが聞こえてしまいました。 好かれていない理由は正直わかりませんが 私は自分の実家と離れていて彼の実家の近くに住むこともあり、 彼との結婚が急に不安になってしまいました。 どのように考えるのが良いのでしょうか。
しゃくれ:ご相談ありがとうございましゅ。それにしても、お姉さんが同席している場で「本当にあの方でいいの?」なんてひどいでしゅよ。
としえ:息子を想う気持ちから、焦りが出てしまったのね。でもね、お手洗いに行っている隙に尋ねているのだから、彼女を傷つけるつもりはなかったと思うわ。
しゃくれ:そんなに焦って聞く内容でしゅかね?
としえ:大事に育ててきた我が子だもの。息子の結婚する覚悟が気になってしょうがなかったんでしょう。だから、相手が質問者さんでなくとも聞いていたと思うわ。
しゃくれ:親心ってやつでしゅか。でも、まだこれだけでは質問者さんの悩みは解決できないでしょうから、今後どうするべきか僕たちと一緒に考えていきましゅよ!
としえ:私も、旦那の実家に一緒に住んでいたから苦労したの。 些細なことだけど言葉遣い、それに家事も率先してね。でも、一緒に暮らす訳じゃないのなら、まずお姑さんを労わること。『お義母さん、ご飯美味しかったです。洗い物は私にさせて下さい」と一声かけたりね。
しゃくれ:僕は手っ取り早く仲良くなりたい派なので、プレゼント作戦でしゅね!いくつになってもプレゼントは嬉しいものでしゅ。それか、家が近いのでしゅから、お姑さんと共通の趣味を作るのも良いと思いましゅよ。
としえ:お姑さんと共通の趣味って年齢が離れているから難しいのじゃない?
しゃくれ:そこは質問者さんが歩み寄るのでしゅ!過去にお姑さんが経験していることや、新しいことに挑戦したいタイプであれば質問者さんの興味のあるものを提案してバランスのいいものに決めるのでしゅ。
としえ:結婚は当人同士でするものだから、どちらかと言うとお姑さんの言葉「本当にあの方でいいの?」よりもそれに対して彼氏が何と答えたかが重要だと思うわ。
しゃくれ:それは質問者さんが悩みに挙げていないことからも、悪い答えではなかったのではないでしゅかね。だから、頼めば二人の距離を縮めてくれる手助けをしてくれると思いましゅ。
としえ:そうね、大好きな人たちがいがみ合うことを望む人なんていないものね。でもね、二人が仲良くなれなかった時のことも考えて、いざという時にどちらの味方につくのかも確認しておいた方がいいわ。
しゃくれ:味方かどうかは知らなくてもいいんじゃないのでしゅかね?問題によっても異ないましゅし、大切な人を天秤にかけさせて関係が壊れてしまったら元も子もなくなりましゅよ。
としえ:そんなに問い詰める訳ではないのよ。姑問題で離婚する人が多いから、事前に火種と成り得る要因があるかを確認するくらいいいの。
しゃくれ:でしゅが、聞いたところで本当のことを言いましゅかね?お姑さんの前ではお姑さんの肩を、質問者さんの前では質問者さんの肩を持って波を立てないようにする気がしましゅ。だとしたら、今聞いたところで無駄に終わるのでしゅ。
としえ:そうね、もしそういった不安があるのなら『婚前契約』を結ぶといいんじゃないかしら。公的文書だから口約束よりよっぽど効力があるわ。財産分与もだし、育児方針、質問者さんが悩んでいる家族との親交についても決めておくと揉め事が少なくて済むわ。
しゃくれ:彼氏さんの意思を確認したい場合はそういった手立てを用いる。我慢を重ねるとその不満が子どもにいってしまうなど悪影響を及ぼすこともありましゅから、とにかく我慢で乗り切ろうとはしないことでしゅね!
としえ:嫁姑問題は結婚と切っても切り離せないもの。でも同時に、この問題があることで彼がどんな人かをもっと知れるチャンスでもあるわ。付き合っている中で、ここまで腹を割って話し合う機会なんてそうそうないでしょう?だから、もしここで話し合っても解決できなかったら結婚を考え直してもいいと思うの。
しゃくれ:違和感を覚えたまま結婚するのはよくないでしゅからね。上手くいってほしいでしゅが、この問題を乗り越えられなかったら、この先の問題を乗り越えられましぇんからそれも考えた方がいいでしゅね。
としえ:本当に愛していたら乗り越えられるはずだもの。どうにもならなかったら、それまでの人と諦めることね。まずは早いうちに分かって良かったと、前向きに受け入れましょう。そうすれば、良い出会いが訪れやすくなるわ。
しゃくれ:そうでしゅ。運命の赤い糸に1回でたどり着けない人もいましゅからね。努力して、歩み寄っても解決しなかった時はまた僕らの元に相談にきてもらいましょう。僕たちは、幸せになれましゅように祈っていましゅよ。
1960年代静岡生まれ。恋愛カウンセラー。婚活中の男女を5,000人以上サポートした実績を活かし、現在は婚活アドバイザーとして活動。婚活者向けのお悩み相談サービスや恋愛・婚活セミナー講師として全国各地で活躍中。