彼女とは10年ほどお付き合いをしていて、既に事実婚のような状態になっています。ところが最近『寝室を分けたい』と言うようになったんです。私は寝室を分けるとただでさえ少なくなった夜の営みもなくなり、そのまま別れることになるのではないかなと思っています。 彼女は別れたくてこのようなことを言ってきたのでしょうか？
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まだ別れたいから寝室をわけたがっていると決めつけるのは早いと思うぞ。もう10年も交際をしている二人であれば、信頼関係は深く結ばれているはずだ。聞きにくいのは分かるが、ここは腹をくくってどうして寝室を分けたいのか直接彼女に聞いてみてはどうだろう？話し合ってみることで思っているよりあっさり納得できる理由かもしれないぞ。また寝室を分けることは、デメリットだけではないから、これを機に彼女の言うとおり分けてみてもいいかもしれないな。
例えば、君は気づいていないかもしれないが、彼女は君のいびきや歯ぎしりにストレスを感じているかもしれない。この現象は自分では気付けないことが多く、少しデリケートな問題だから、パートナーに言えない人もいるだろう。またそれだけではなく、女性は男性に比べて寒がりであるためエアコンの温度が睡眠の妨げになってしまっていることも考えられる。他にも、同室で寝ていると自分が寝たいタイミングで眠りにつけない、隣に寝ているというだけで無意識にストレスを感じるという人もいる。決して君のことが嫌いなわけではないからこそ、「今まで寝室を分けたい」となかなか言い出せずにいたのかもしれない。もう10年経つのに今更…と思うかもしれないが、10年経ったからこそと考えてもいいだろう。女性には更年期というものがある。決してパートナーのことを嫌いになったわけではないが、今まで許せていたことにもイライラしてしまったり気分が下がってしまったりする生理現象だ。年齢を重ねていくとどうしても避けることができない彼女の心の状態も理解しておこう！
君は夜の営みも少なくなったと言っていたが、それは毎晩隣で寝ていることが当たり前になっているため、彼女は君に対するトキメキやドキドキ感が薄まっている可能性がある。恋人から同居人という存在になっているのだろう。そんな時は思い切って寝室を分けることにより、出会った頃のような新鮮さを取り戻すことができるかもしれないぞ！今ではこのような理由からあえて寝室を分けるカップルも増えているそうだ。それでも全く一緒に眠ることができないのは寂しいよな。そこは二人で話し合って、「毎週何曜日は一緒に寝る日にしよう」「次の日が休日の夜は一緒に寝よう」などと決めておくことがおすすめだ！
寝室を別にするメリットをいくつか挙げてきたが、単純に彼女が「寝室を分けたい」と思っているだけではないかもしれない。彼女と籍を入れることについて話し合っていないのだとしたら、「いつまでも籍を入れようとしない君への反抗」といった意味でも捉えられるのではないだろうか。10年交際してきて彼女も今更結婚について切り出すのも気恥ずかしいと感じているのかもしれない。君が彼女と別れたくないと思っているならこれを機にプロポーズをしてみるのも、二人の関係が進展する大きなチャンスだと思うぞ！
同室で寝ているものの、心の中では別室で寝ることを望んでいるカップルは実は少なくない。別室で寝るとなると、なんとなく距離が離れてしまったり、不安を感じたりとイメージが悪いため言い出せない人も多くいるのだ。決して同室で寝ることが仲の良いカップルという正解ではない。寝室を分けることで仲が深まる場合もあるのだ。彼女の「寝室を分けたい」という言葉をネガティブに捉え過ぎずに、話し合って解決してみてくれ！
1980年生まれ。鎌倉に実家あり。渋谷にワンルームマンション3つ保有。カフェバー経営。商社で14年働いた後、一念発起し起業。渋谷にてカラオケが楽しめるカフェバーを開店。かねてからの夢だった、スポーツジムも経営開始したところ。
